デラニウム 技術資料

住友ベークライトのデラニウム技術資料となります。


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3.壁面デラニウムの塗装は強く美しく、平面性にもすぐれ、現場で、穴あけ等の加工が容易にできることから、店舗、クリーンルーム等の壁材として使用されています。(1)壁面塗装上の注意点●接着前には必ず下地、デラニウム表面のゴミ、水分、油分、マスキングの糊残り等を除いてください。●硬化に時間のかかる接着剤を使用する場合は、仮押さえをしてください。●仮押さえをするときは、必ずあて板を用いて、表面に傷が付かないようにしてください。●接着剤のみによる接着は、板と下地の線膨張率の違いや接着剤自体の収縮により、板表面に引けが目立つことがありますので、この様な時は両面テープとの併用で膨張収縮を緩和させてください。●両面テープと接着剤を併用する場合、両面テープは仮止め的な役割になります。●両面テープの使用量は、両面テープの接着性能により異なりますが、一般的には30%程度の張り付けが必要です。(2)両面テープと接着剤の併用工法例1団子貼り例2ビード貼り250〜300mm両面テープデラニウム接着剤150〜200mm両面テープデラニウム接着剤(3)仮押さえ方法(壁)(天井)当て木支え(突張り)小巾板15×90仮当て木仮止釘216.デラニウムの施工法


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