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限界座屈応力が発生応力より大であれば安全であるが、小さい場合は板厚を再検討する。例)サンロイド工業用プレート(A777S)5㎜を使って、直径60㎝、高さ2mの円筒を作ったとき、MPa()〔kgf/2〕㎝でチェックする。⎟⎠⎞rt⎜⎝⎛E0.2=σc塩ビの場合、真円の程度や初期歪みの影響を考えて、薄肉円筒の軸圧縮による限界座屈応力は、一般に次式のようになる。:限界座屈応力:弾性率:板厚:円筒半径:ポアソン比(ν=0.37、PVC)(MPa)〔kgf/㎝2〕(MPa)〔kgf/㎝2〕(㎝)(㎝)⎟⎠⎞rt⎜⎝⎛E13(2-ν)=σcσcEtrν(故に、設計許容応力は8.89MPa〔90.7kgf/㎝2〕以下にしなければならない。60㎝6-43kgf/2㎝〕2mMPa〔90.7.8=89⎟⎠⎞0.530⎜⎝⎛×〕=σc0.2×2667〔2.72×104E=3138〔3.2×104〕×0.85=2667MPa〔2.72×104kgf/㎝2〕=σc0.2Eより⎟⎠⎞rt⎜⎝⎛限界座屈応力はいくらか。但し、E=3138MPa〔3.2×104kgf/㎝2〕とする。解)(6-13-3.薄肉円筒の座屈