工業材料シリーズ 技術資料

工業材料シリーズの技術資料となります。


>> P.231

σrPDtσ:内圧:内径:板厚:許容引張り応力(MPa)〔kgf/㎝2〕(㎝)(㎝)(MPa)〔kgf/㎝2〕丸タンクの場合、次の2式より求めた値の安全な方を採用する。①円周方向に働く応力より板厚を求める方法=σrPD2t(MPa〔)kgf/2〕㎝②軸圧縮を受ける座屈式t=σ・r0.2・ErE:半径(内径):弾性率(㎝)(MPa)〔kgf/㎝2〕例)高さ1.5m、直径2mの丸タンクを製作するとき、EI780の板厚を求めよ。(但し、液温20℃、液比重を1.0とする。7-1-3.丸タンクの設計PW=0.0098×150/100=0.0147MPaD=200㎝内径EI780の引張り強さを55MPa〔560kgf/㎝2〕(20℃)、総合安全率を1/2(クリープ)×1/2(溶接効率)×1/5(安全率)=1/20とすると、〔P=1×150/1000=0.15kgf/㎝2〕解)①液圧力(第7章従って板厚6.0㎜を使用する。補強材は、板厚6.0㎜を使用すれば、計算上は必要ないが、加工誤差等を考慮し、塩ビアングル(または鉄アングル)を巻く。補強間隔は角タンクと同様なバランスを適用する。7-14②EI780の曲げ弾性率は2844MPa〔29000kgf/㎝2〕設計に用いる曲げ弾性率は、2844〔29000〕×0.85=2417MPa〔24650kgf/㎝2〕.057㎝=7.56㎜<㎜=〕2.7528〔2417×100×〕24650〔0.2t=σ・r0.2・E=よってt=PD2σ=0.0147〔.2×20.1575〔×〕28200〕=0.54㎝=5.46㎜<㎜.275MPa〔28kgf/2〕㎝=〕56055〔20σ=


<< | < | > | >>