工業材料シリーズ 技術資料

工業材料シリーズの技術資料となります。


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第8章離型困難----(1)真空成形とは真空成形とは、熱可塑性シートを加熱軟化させ大気圧を外力として一定形状に成形し、冷却して成形品を作る方法である。カレンダープレス法によって製板されたシートは、シート加熱時に肌荒れ(艶戻り)が生じやすく、一般的に真空成形には不向きである。工業材料Seriesでは・サンロイドアンガープレート・サンロイドニュークリア・サンロイドポリプロエースは、成形倍率1.5倍程度の成形は可能である。非塩ビ透明材料では・ポリカエース・ペットエースも真空成形可能な材料である。制電板Seriesでは・サンロイドエレコンプレート3000タイプ・タフエースS(帯電防止グレード透明タイプ)・スミペックスASが成形可能である。(2)成形方法成形方法には次のような方法がある。成形法特徴欠点側壁厚く底部薄い、成形容易離型容易、外寸法良い(浅絞り向)型のキズ、ごみ跡が外面に出る成形容易、内寸法良い、型製作容易ドラッグラインやブリッジが出やすいストレート法ドレープ法プラグアシスト法側壁薄く底部厚い(浅絞り向)厚み均一化できる、深絞り可能離型容易エア・スリップ法ドレープ法の改良方式、ドラッグラインや偏肉少ない、ドレープ法より深絞り可リバースドロー法プラグアシスト・リバースドロー法ストレート法の改良法、偏肉少ないストレート法より深絞り可最も偏肉少ない、深絞り可能8-298-2-4.真空成形


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