カイダック技術資料

住友ベークライトのカイダック技術資料となります。


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72.・衝撃強さカイダックの衝撃強さは熱可塑性プラスチックの中で高いランクに位置しており、ポリカーボネートに匹敵する耐衝撃性を備えています。衝撃強度には種々の試験法があり、測定の条件はそれぞれ異なります。従って、試験機の種類やノッチの有無・測定温度の差によって異なった値を示すことがあります。カイダックと他樹脂板の耐衝撃性比較項目試験方法単位温度一般グレード#1000耐熱難燃グレード#2000フラットグレード#3000工業用グレード#7000透明グレード#9000ABSPCR-PVCアイゾット衝撃強度(ノッチあり)ASTMD256板厚3.0mmJ/m20℃780<784780<780<780196780<50デュポン衝撃強さ社内法(カイダック)撃芯R=1/2in(カイダック以外)撃芯R=10mm荷重5kgfcm20℃~23℃150以上150以上150以上150以上150以上100150<60cm-10℃150以上150以上150以上150以上150以上30150<15>cm-20℃2090130150以上150以上20150<15>cm-30℃2030100150以上8020>150<15>※1高衝撃デュポン強度撃芯R=1/2in(カイダック)、10mm(ABS,PC,R-PVC)のデュポン式衝撃強度試験機によって、荷重5kgfを落下させて(最大高さ150cm)破壊状態を判定します。数値は割れない高さをあらわします。(板厚3.0mm)


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