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705.ポリカエースの建築基準法に基づく防火規制についてポリカエースは、無機ガラスと同等の透明性をもっており、更に強化ガラスよりも非常にすぐれた耐衝撃性を備えています。また、軽量で取り扱いが容易であるという利点をもっております。ポリカエースの用途はこれらの特長をいかして、現在無機ガラスに代って、学校・体育館・病院・競輪場・住宅・ビルおよび公共施設等の窓・ドア・隔壁に広く採用されております。ポリカエースの酸素指数は約26でプラスチックの中では燃えにくい材料の一つであり、燃焼ガスの発生量も少なく有害ガス(塩酸、アンモニア、シアン、亜硫酸など)の発生もありません。このポリカエースを建築物の開口部、屋根あるいは外壁等に使用する場合は、建築基準法に基づく防火規制の適用を受けますので注意が必要です。ここではこのような観点から、ポリカエースを建築用途に使用する場合の防火法規上の使用範囲をまとめたものです。尚、ここでの資料は、当社での見解をまとめたものであり、関係官庁の判定ではありません。正式には、各都道府県で確認していただければ間違いありません。