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396.ポリカナミ折板の施加工6-1施工法6-1-1施工手順(例)1.ポリカナミ折板の荷揚げをして、取付準備をします。2.水下部折板の保護マスキングを剥離します。3.タイトフレームの上に水下部折板をセットします。4.タイトフレームに合わせて、ハンドドリルでポリカナミ折板に穴をあけます。※この場合、水上部との重ね部はあけないようにします。※剣先ボルトへの取付パイプ(ポンチ)で開孔せず、ドリルをご使用ください。(図6)5.タイトフレームとポリカナミ折板の仮締めをします。※パッキン併用6.水下部折板同士を緊結ボルトにより中間固定します。※パッキン併用7.水上部折板との重ね部に防水パッキンを2列取り付けます。8.1列は水下部折板の上端側から50mmの位置にもう1列は、水上部折板の下端部から20mm上部に取り付けます。(P41・42参照)9.水上部折板の保護マスキングを剥離します。10.上部折板をタイトフレームの上にセットします。11.イトフレームに合わせて、水上部折板に穴をあけます。12.イトフレームとポリカナミ折板の仮締めをします。※パッキン併用13.上、水下部折板の間に水上部折板の水下部よりシーリング材を打ちます。(図7)14.上部折板同士を緊結ボルトにより、中間固定します。※パッキン併用15.ルトナット固定部全体の本締めをします。16.下、水上面戸を取付けます。17.上面戸と折板の間にシーリング材処理を行ないます。18.最後に総点検、清掃を行ない施工完了です。6-1-2重ね代流れ方向には、150mm以上重ねてください。また、幅方向には、一山重ねてください。6-1-3パキンおよびシーリング材●パッキン水洩れ防止、および折板重ね代部の汚れ(ほこり等)防止のため、下記メーカーのパッキン材を使用してください。また、ボルト固定部のパッキンは、EPDM製発泡品を使用し、タール含浸パッキンのご使用は避けてください。●ポリカナミ用角パッキン住友ベークライト(株)●エプトシーラー日東電工(株)●コンプリフォーム日東紡績(株)座金とポリカナミ折板の間に入れるパッキンは、座金径より2mm程度小さい、6〜10mm厚の打抜き品を使用してください。また、ポリカナミ折板の重ね代にはさむ防水パッキンは、12mm×12mmのテープ状のものを用い、ポリカナミ折板の上材の下端より20mm入った部分に取り付けてください。●パッキンの継ぎは、必ず折板の谷部より30mm以上高い所で行なってください。●谷の部分の角部は、パッキンが浮きやすいので特に注意してください。注意パイプ剣先ボルトポリカナミ折板タイトフレーム図6水上部折板水下部折板シーリング材防水パッキン図730mm折板パッキン角部の浮きに注意