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446-2加工法6-2-1穴あけ穴あけには、ハンドドリルを使用し、錐は金属用ドリルが使用できます。ポリカナミ折板は、ノッチに敏感ですので、よく研磨された錐を使用して、バリ・融着を発生させないよう注意してください。6-2-2切断ポリカナミ折板の幅切りには、レシプロソー(マキタ電機製作所)・電子セーバソー(日立工機)が適しています。また、ポリカナミ折板の重ね部の角切りには、ジグソー・ハンドソー・レシプロソー・電子セーバソー等が使用できます。6-3メンテナンス①表面の汚れの除去は、乾いた布を使用しないでください。清掃は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤(アルカリ系は、絶対に避けてください)で行ない、その後、きれいな水で拭き取ってください。(中性洗剤を薄める濃度は、各中性洗剤の標準使用法に従ってください。)②塗料のたれ・グリス・シーリング材等の汚れは、汚れが乾いていない場合はノルマルヘキサンを染み込ませた柔かい布で拭き取ってください。ただし、汚れが乾燥しますと、除去が困難になりますので注意してください。なお、ベンゼン・アセトン・トルエン・四塩化炭素等の各種シンナーは、絶対に使用しないでください。③塗装等の作業は事前に行ない、その後にポリカナミ折板の取付けを行なってください。④ポリカナミ折板の耐衝撃性はすぐれていますが、無理に人が乗ったり、物で打撃したりする危険な行為は避けてください。⑤ガラスに比べて傷つき易いので、上に乗ってクリーニングする場合、傷がつかないよう配慮してください。