ポリカツインフリー 技術資料

住友ベークライトのポリカツインフリー技術資料となります。


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●熱貫流率表6.ポリカツインフリーと他材料の熱貫流率保温性は熱貫流等で判断することができ、材料名熱貫流率(W/(m2・K))この値が小さい程保温効果がよいといえます。ポリカツインフリーは保温性の良い材料の部類に入ります。表6、7にポリカツインフリーと他材料との比較を示します。ポリカツインフリー(4.0mm厚)ポリカツインフリー(6.0mm厚)ポリカツインフリー(10.0mm厚)FRPガラス(0.7mm厚)(3.0mm厚)●熱伝導率3.93.63.17.06.4ポリカツインフリーの熱伝導率は、0.057W/(m・K)(4.0mm厚)0.062W/(m・K)(6.0mm厚)0.072W/(m・K)(10.0mm厚)です。この値は、ガラスの約1/10であり、非常に小さいものです。表7.ポリカツインフリーと他材料の熱伝導率品種熱伝導率(W/(m・K))0.0620.210.160.250.21〜0.240.250.140.250.7451.60207.00372.00ポリカツインフリー(6.0mm厚)アクリル(PMMA)硬質塩ビ板(透明)ABSナイロン6.6ポリ四フッ化エチレンポリプロピレンポリアセタールガラスルミ鋼ア銅114-6耐温水・耐蒸気性ポリカツインフリーが長期間に渡り温水表5.温水・蒸気による外観変化や蒸気に接しますと加水分解を起こし、表面が白濁したり物性値が低下しますので使用時には十分注意してください。条件外観20℃温水80℃温水100℃温水240時間240時間240時間○△×○:外観変化無し△:僅かに外観変化あり×:かなり外観変化あり4-7保温性


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