ポリカツインフリー 技術資料

住友ベークライトのポリカツインフリー技術資料となります。


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(3)式を利用し、屋根の風力係数を一般の場合C=0.5、局部風圧を受ける場合C=1.5とすると風圧力は下表のようになります。表27.設計用風圧力風速V風力係数高さh4m5m6m単位:kg/m240m/sec50m/sec60m/sec0.52629311.57786940.54045491.51201341470.55864711.51731932122.積雪荷重(園芸用施設安全構造基準に準拠)積雪荷重は基準積雪荷重をもとに定めます。基準積雪荷重は、積雪深さに下表で定める単位体積重量を乗じて求めます。表28.積雪の単位体積重量積雪深さ(cm)50以下単位体積重量(水平面に対しkg/cm・m2)1.01001.52002.24003.5※50cm以上の場合には線形補完する。連棟の場合、谷部分においては基準積雪荷重を1.5倍する。範囲:屋根傾斜面の長さの1/3(最大3m)単棟施設において、以下の条件を満たしていれば、基準積雪荷重は(社)日本施設園芸協会作成の園芸用施設安全構造基準付表-2に記載されている新積雪重量のうち、最も近い地点の数値を用いることができます。これにより求められた数値が80kg/m2を超える場合には80kg/m2まで低減することができます。(連棟の場合にも、融雪装置を有し、常時有効に作動するよう管理する場合には適用されます。)①軒下の除雪を完全に行う②被覆材の整備点検を十分行う③降雪時には窓を閉じ外気が内部に進入しないようにする単棟の場合、積雪荷重は屋根勾配に応じて基準積雪荷重に表29の数値を乗じた値まで低減することが出来ます。(但し、雪の滑落を阻害する止め方の場合には、常時栽培・加温されていること)表29.屋根勾配による積雪荷重の低減勾配(゜)低減率10゜以上20゜未満0.920゜以上30゜未満0.7530゜以上40゜未満0.540゜以上60゜未満0.2560゜以上0単棟の加温施設において、以下の条件を満たしていれば、上記により算出された値が30kg/m2を超える場合であっても、30kg/m2まで低減することができます。①上記単棟施設においての①②③項の条件を満足する③屋根勾配が20゜以上である②屋根付近の室温を4℃以上に保つ④屋根面の雪の落雪阻害要因がない40


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