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75.アルミデコラの加工法5-1シャーカットアルミデコラの直線裁断はシャーで行うことで綺麗に仕上がります。裁断の際はクリアランスを最適にしてください。表面側(化粧面側)からの裁断でクラックやチッピングが生じる場合は、裏面側(アルミ面側)から裁断することで改善する場合があります。また、クランプ部に異物の噛み込みや傷などがあると圧痕の原因になりますので、除去してください。5-2タレットパンチングアルミデコラの打ち抜きは、タレパンで行うことができます。打ち抜き速度の他、圧痕を残さない型の選択が必要です。シャー裁断と同様に、施工後の外観は裏面から打ち抜いた方が良好な場合があります。中央部のくり抜き加工や端部の切り欠き加工がある場合は、角の部分に6mmR以上の丸みを持たせてください。5-3鋸刃による裁断アルミデコラの直線裁断はパネルソーやランニングソーなど、鋸刃での裁断が可能です。切断するときは、刃先が化粧面側からアルミ基材の方向に向かって切っていき、切断面に生じた小さなひび割れや欠けはヤスリなどで仕上げるようにしてください。化粧面