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95.アルミイノベアの施工法3.加温処理気温や材料下地温度が20℃以下の場合は、初期接着が弱くなりますので、当て布をしたアイロン等で加温しながら施工を行ってください。天井への大板施工時はサポートを入れ、自重による脱落を防ぎながら行うようにしてください。当て布アイロン4.シール処理貼り付け後のアルミイノベアの端部は高温乾燥時に端部がわずかにせり上がることがあります。粘着は切れておらず湿潤で戻りますが、せり上がりの状態で水分などが入り込むと浮きなどの不具合に繋がる懸念があるため、押え面の適用あるいはせり上がりよりも高い物との突合せでご使用ください。また、端部にはシールなどの処理を推奨いたします。シール処理はアルミイノベアに数ミリ被せて施すとより効果的です。○シール材例◦日本シーカ製:シーカフレックス221※シーカアクティベータ205併用◦ノガワケミカル製:ダイアボンドDTシール21図10端部せり上がりの模式図アルミイノベア【端部】下地粘着図11ドア取手部周辺のシール処理シール処理アルミイノベアアイロンで加温する際は当て布をして中温程度で徐々に温めるようにしてください(材料表面温度が50℃程度になると接着力が得られます)。