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-8-1.圧縮成形法成形しようとする製品の金型を作り、その中に成形材料を入れ、型をしめて加圧、加熱して、樹脂を硬化させた後、型を開いて製品を取り出す方法であり、可塑化-賦型-硬化の工程が全て金型内で行われる。主に熱硬化性樹脂の成形に用いられるが、ふっ素樹脂、ナイロンなどの成形に用いられることもある。圧縮成形①加熱した金型に成形材料を入れる②金型を閉じ、加熱加圧して材料を硬化させる③成形品を取り出す11-8.プラスチックの成形方法1-8-2.トランスファ成形法加熱室に入れて可塑流動化させた成形材料を金型内に導入し、加熱、硬化させて成形品を作る方法であり、圧縮成形法に比べて硬化時間が短く、寸法精度の良い製品が得られるという利点がある。主に熱硬化性樹脂の成形に用いられる。ホット式トランスファ成形①予熱したタブレットをポットに入れ②加圧してキャビティーに注入する1-44