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第1章塩化ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂コンパウンドを一定の厚さに連続して圧延し、フィルムまたはシート状に成形する機械をカレンダといい、カレンダによる加工が圧延成形法である。カレンダの形式-8-8.ブロー成形法熱可塑性樹脂材料をスクリューで溶融・混練し、パリソンと呼ばれる円筒状高分子溶融体として二重円筒型ダイから押出す。パリソンを金型で挟み、その中に圧縮空気を吹き込む。膨張したパリソンは金型壁面と接触し、成形品の形状となる。膨張が完了したパリソンを温度制御された金型により冷却固化させる。-8-9.スラッシュ成形法ペースト状にしたプラスチックを金型に注入し、外部から加熱して型に直接触れている部分のみをゲル化させ、中空品を得る成形法1-47111-8-7.圧延成形法(カレンダ加工)