工業材料シリーズ 技術資料

工業材料シリーズの技術資料となります。


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薄いシート状にした成形材料を一定寸法に裁断し必要枚数を重ね合わせて、鋼板に挟み、熱と圧力をかけて、可塑化、賦型、硬化を同時に行わせて積層品を製造する成形法である。熱硬化性、熱可塑性どちらの成形材料にも用いられるが、熱硬化性樹脂の場合は、一般に紙、布等に含浸させてシートをつくる。多段プレスによる積層板の製造連続低圧積層-8-6.注型法(キャスティング)液状の成形材料を適当な型に流し込み、圧力をかけないで硬化させる成形法で、熱硬化性樹脂では液状の初期化合物を、熱可塑性樹脂では溶融体や液状モノマーが用いられる。熱硬化性樹脂ではエポキシ樹脂、熱可塑性樹脂ではメタクリル樹脂、ポリアミド樹脂等に用いられる。注型11-8-5.積層成形法1-46


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