工業材料シリーズ 技術資料

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第6章第6章タンク、ダクト、タワーなど装置が大型になれば鋼材による補強が必要である。作用する応力に応じた補強材の求め方は次の通りである。fMZ=ZMflEIW:所要断面係数:曲げモーメント:許容曲げ応力:梁長さ:曲げ弾性率:断面二次モーメント:荷重(㎝3)(N・cm)〔kgf・㎝〕(MPa)〔kgf/㎝2〕(㎝)(MPa)〔kgf/㎝2〕(㎝4)(N)〔kgf〕曲げモーメントMは支持方法や荷重の状態に応じて、次ページの表6-4を参考に求める。求められた曲げモーメントMを許容曲げ応力fで除せば最小限の必要断面係数Zが求まる。鉄材の場合f=157MPa=15700N/㎝2〔1600kgf/㎝2〕求められた必要断面係数Zを満たす鋼材を巻末の参考資料などから選択する。※鋼材ではなく樹脂を補強に使用する場合には、材質の特性や使用温度条件などを加味して、適切な許容A777SEI780HT795SA100KDF7300Dσt=56-0.6(t-20)σt=55-0.6(t-20)σt=60-0.5(t-20)σt=69-0.8(t-20)σt=42-0.5(t-20)EPP201σt=0.0021t2-0.55t+43.3〔σt=570-6.2(t-20)〕〈0~60℃〉〔σt=560-6.0(t-20)〕〈0~60℃〉〔σt=620-5.0(t-20)〕〈0~70℃〉〔σt=700-8.1(t-20)〕〈0~50℃〉〔σt=430-5.2(t-20)〕〈0~60℃〉〔σt=0.021t2-5.6t+442〕〈0~90℃〉曲げ応力を設定する。各材料の短期引張り強さ(㎝3)1600〕〔M15700Z=6-6.補強材の強度計算σt:t℃における短期引張り強さ(MPa)〔kgf/㎝2〕t:設計温度(℃)期曲げ強さ(σb)≒短期引張り強さ(σt)×1.56-26短


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