工業材料シリーズ 技術資料

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②角ダクトのエルボエルボについての注意事項イ)曲率(r/W)をどれほどとして考えるか。半径が大きければ損失は少ないが材料の無駄が多くなる。反対に半径が小さくて材料のロスが少ないと損失が大きい。経済性を優先して1.0を標準とするところが多い。ロ)エルボの損失は、水平方向へ曲がるときと、上下方向へ曲がるとき(立ち上がり、立ち下がり)で、損失係数が違う。ハ)H/Wはアスペクト比である。ただし、水平方向へ曲がるときはHが短辺であり、H/Wは1.0以下である。上下方向へ曲がるときのH/Wは、Hが長辺となるので、H/Wは1.0を越える。表7-3エルボ局部損失係数r/W0.50.751.01.52.00.251.30.570.270.220.200.51.30.520.250.200.180.751.20.480.230.190.161.01.20.440.210.170.15θ〔゜〕Kθ00200.31300.45450.60ζ´1.51.10.400.190.150.14Kθ600.78H/W2.01.00.390.180.140.133.01.00.390.180.140.134.01.10.400.190.150.145.01.10.420.200.160.146.01.20.430.210.170.158.01.20.440.210.170.15750.90901.001101.131301.201501.281801.40r/W0.5≧0.7511.402.021.261.7731.191.64角ダクトのエルボ(ベーンなし)KRe4Re×10-4681.091.461.141.56(出展:「空気調和衛生工学便覧第12版」第5編)1.061.38101.041.30141.01.15≧201.01.07-31


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