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枝管は小口径の場合は塩ビパイプを用いる。大口径の場合はシートを巻いてはめ込む。取り付け方法としては図の(a)、(b)の様につば付補強する。つば付板の板厚は普通5~10㎜を使用する。槽に枝管がある場合は(c)(d)の様に塩ビパイプをはめ込む。枝管取付位置が低いためパイプの下側の溶接が困難な場合には(e)の様にあらかじめ当板にパイプを溶接したものを挿入して後で溶接すると作業が行い易い。マンホールの施工は枝管の施工に準ずる。-5-11.フランジ部の施工槽のフランジ部は下図のようにする。(a)(b)においてはコーナーRを5㎜以上取る。折り返しは60~100㎜取る。ライニングシートが5㎜以上の厚物は曲げが困難であるから(c)のように溶接加工する。丸タンクのフランジは上縁がわん曲しているので施工し難い。したがって木板、鉄板などで押え型をつくり加熱曲げする。7-8577-5-10.枝管及びマンホールの施工