工業材料シリーズ 技術資料

工業材料シリーズの技術資料となります。


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場工事においてプレートを切断するときに便利である。直線切断や任意形状輪郭の切断、くり抜きな現以上の切断は容易であるが、薄物の場合はプレートが振動して割れのおそれがあるために下に発どに利用する。切断精度、切断面の状態は丸鋸にくらべてよくない。3mm泡スチロールを置いて切断するとよい。また20mm以上の厚物になると融着のおそれがあるので、切断線に沿って紙テープを貼りその上にパラフィンを塗って切断をする。あるいは当社のローバン紙を貼って切断線を書き込み切断する。ジグソーはストローク数が3000回/分以上の強力なものがよい。切刃は薄物の場合、刃数が25mm当たり10~14程度で、厚物の場合は25mm当たり6~10程度でいずれもアサリがある方が良い。(5)ジグソー8-6任意形状輪郭の細工切断、くり抜き加工をする場合に糸鋸を用いる。糸鋸機は、ストローク数800~1000回/分、ストローク20~30mm、鋸刃は刃数3~5山/cm、刃幅1.8mm以上が適当である。融着を防止するためパラフィンの塗布または当社のローバン紙を利用すると切断面がきれいに仕上がる。シートをしっかりと固定し、バタツキによる材料の破損を防止する。上部にベニヤ板などの捨て板を当て切断すれば、割れは少なくなる。(6)糸鋸


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