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(4)断面研磨機プラスチック切断面の仕上げを行う。通常プラスチック切断面の仕上げは、プレナー後のバフ掛けが必要となるが、1工程で断面の仕上げが可能である。ディスク上に設けられた粗刃・仕上げ刃(ダイヤモンド刃)が高速で回転し、粗刃による断面調整と仕上げ刃による仕上げが同時に進行していく。基本的に、直線部分の研磨のみに使用可能である。バフ仕上げに比べ、研磨剤を使用する必要が無い。仕上げ状態は、バフ仕上げには若干及ばない。(5)バフ据え付け型やハンドポリッシャー等がある。バフ仕上げは機械加工による傷の除去や光沢のある面に仕上げる場合に行う。まず、細粒の磨き砂を用い木綿製の荒バフで荒磨きを行う。次に微粒酸化チタンとグリセリンを混合した研磨剤を用いてネル製の仕上げバフで仕上げを行う。バフの直径は20~30cmで回転数は1500~1800rpm程度である。摩擦による蓄熱により、材料へのバフ目の転写や、材料の変形が発生する場合があるため、材料をバフに強く押しつけないようにする。材料はバフの回転方向に対して直角になるようにし、一ヶ所に停止しないで常に移動させる。バフは直径の異なるバフを組み合わせたものを使用すると摩擦熱が適当に調節され便利である。8-14