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②スリットヒーターによる折り曲げスリットヒーターとは、折り曲げ部分の曲率によって加熱巾を定め、木材、金属アングルなどの断熱材で加熱部分を限定し、ニクロム線や石英管ヒーター、遠赤外線ヒーターを熱源として配置して、スリット部のみに熱線をあて、材料を軟化させて折り曲げを行う方法である。熱源としては、トーチランプやプロパンガスバーナーが用いられることもあるが、炎が高温のため、材料を焦がしたり加熱ムラが生じやすい為注意が必要である。パイプヒーターに比べ、材料とヒーターが直接接触しないため外観にすぐれるが、加熱面積が広いことから鋭角な曲げには適さない。折り曲げ時の目安として、加熱している反対面に爪をたててみて爪跡が残るようであれば(PVCやPPでは加熱裏面の温度が100℃前後)折り曲げが可能である。加熱部分断熱材(鉄アングル・木材等)ヒーター8-20