カイダック技術資料

住友ベークライトのカイダック技術資料となります。


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2310.成形品の後加工・付け時にパッキンを使用する場合には、材質に注意してください。軟質PVC製など可塑剤を含んだものは、プラスチック板に可塑剤が移行し、クラックの原因になります。般的に、天然ゴム・クロロプレンゴム・オレフィン系エラストマー(EPDM)等は、可塑剤による影響が少ないですが、メーカーによっても異なるため、大きな応力が発生する部分に使用する場合には事前に検証を行ってください。・ボルト穴の位置ルト穴中心から板端までの距離(ℓ)は、ボルト穴径(d)の2.5倍以上が必要です。・ルトのゆるみ防止のため、ネジロック剤が使用される場合がありますが、ネジロック剤はプラスチックに影響を与えるものが多いため、ネジロック剤メーカーにご確認の上、ご使用ください。10-2-3印刷・塗装印刷・塗装は、アクリル系のインキ、塗料を用いて行ってください。インキとしては東洋インキ製造㈱SS8-000シリーズ㈱セイコーアドバンスLOV、HIP、ACTシリーズ塗料としては藤倉化成㈱レクラック#72NMM※印刷・塗装時の留意点・インキ、塗料の耐候性については各メーカーとご相談ください。・刷・塗装による強度低下により、使用状況によっては割れなどが発生するケースもありますので、事前に確認してください。タログ作成時に当社で評価した結果をもとに、推奨インキ・塗料を選定しておりますが、インキ・塗料メーカーで内容の見直しなどが行われている可能性もあります。ご使用の際には、インキ・塗料メーカーにお問い合わせの上、実用試験等でご確認ください。(cid:16144)(cid:17005)(cid:17005)(cid:17005)(cid:16891)


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