プラスチックの基礎知識

住友ベークライトのプラスチック基礎知識(技術資料)となります。


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473.熱加工3.1折り曲げ加工法本法は、熱可塑性プラスチック板を、直線上に加熱して所定の角度に曲げる方法で、この方法は直接法と間接法に大別できる。(1)直接法(パイプヒーター)(2)間接法(スリットヒーター)加熱した丸、角パイプ及びアングルにプラスチック板を接触させて加熱軟化させ折り曲げる方法。所定のスリットの下に熱源を設置し、スリットの上にプラスチック板を置き、加熱して折り曲げる方法。※直接法は、比較的薄い厚さの板を曲率を小さく曲げるのに適す。間接法は、比較的曲率の大きな場合及び厚い板を曲げるのに適し、かつ、プラスチック板が直接加熱体に接触しないので、外観上はすぐれたものが得られやすい。※樹脂ごとの折り曲げ条件は、各技術資料を参照のこと。片面加熱プラスチック板パイプヒーター両面加熱パイプヒータープラスチック板スリット熱源(電熱線、石英管ヒーター等)


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