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25<計算例>Q:木県宇都宮市に建築される建築物で、建築物の高さと軒の高さとの平均が6mの独立上屋(勾配30°、切妻屋根型)における風圧力は?(地表面粗度区分:Ⅲとする)A:・まず、速度圧:qを算出しますq=0.6EV02ここで、E=Er2Gf=0.7172×2.5=1.285[Er:H>Zbなので、Er=1.7H/ZG)α=1.7×(6/450)0.20=0.717][Gf:H≦10mなので、表よりGf=2.5]また、別表より栃木県では全域で、基準風速:V02=30m/sよって、速度圧:q=0.6EV02=0.6×1.285×302=694N/m2・次に、風力係数:Cfを求めます独立上屋の風力係数:Cf=-1.5ここでは、最大値となる風下屋根の負を値とした)・したがって、風圧力:P=q・Cf=694×-1.5=-1041N/m2≒-106.2kgf/m2