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45〈表の読み方〉以下のグラフ(早見表)は、曲げ施工方法、曲率半径、荷重・固定方法別に板のサイズ(円筒板の弦の長さと梁間隔)から板厚を求めるものです。2.荷重別の板厚早見表板厚は以下に示す早見表から求めることができます。1.厚さは「規格厚さ」に限定してあります。また、屋根材の用途の中には、防火規制上の理由から、使用板厚を8mm以下に設定しなければならない用途があります。この場合は、板厚が8mm以下となるようなサイズで設計してください。2.この表は風圧力、積雪荷重のいずれも共用です。なお、積雪荷重の場合は、1.5倍した荷重値を用いてください。3.この表はサッシのみ込み固定、ボルト固定の全周固定された場合に使用してください。4.表44〜73は、サッシ深さ15mmでサッシのみ込み固定する場合に使用してください。5.表74〜103は、許容たわみ量=短辺/15以下でサッシのみ込み固定、または、ボルト固定で使用する場合に、使用してください。(サッシ深さは別途計算が必要です。)6.表中の「☆」印の箇所は、必ずしも、ポリカエースが使用できない箇所ではありません。板厚については、お問合わせください。例風圧2,000N/m2に耐える3000mmRに強制曲げし、全周をボルト固定された弦の長さ1600mm、梁間隔1400mmのサイズのポリカエースの板厚は?1.荷重が2,000N/m2なので、表86が該当する早見表となる。2.弦の長さ1600mmのA点と梁間隔1400mmのB点との交点を見ると、4mmの板厚とわかる。Q:A:〈表86から略図を作ると〉積雪2,000N/m2に耐える、2000mmRに強制曲げし、サッシ深さ15mmで全周をサッシのみ込み固定された、弦の長さ1000mm、梁間隔1400mmのサイズのポリカエースの板厚は?1.積雪荷重は長期荷重として作用するため、1.5倍した3,000N/m2に該当する、表67を使用する。2.弦の長さ1000mmのA点と、梁間隔1400mmのB点との交点を見ると、8mmの板厚とわかる。Q:A:〈表67から略図を作ると〉4BA8BA梁間隔1400mm1600mm円筒板の弦の長さ梁間隔1400mm1000mm円筒板の弦の長さ注意