ポリカエース 技術資料

ポリカエースの技術資料となります。


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87ECK100UU接着強度●溶剤接着(予備処理)明らかに油分が付着している場合は、アルコール類、または中性洗剤を薄めたもので油分を除去してください。通常の状態では、そのまま接着してもかまいません。(溶剤接着剤)各溶剤の接着強度は下記に示す通りです。ポリカエースの溶剤接着は気泡や白化が生じやすく、外観が悪くなる場合がありますのでご注意ください。広面積接着を行う場合、均一に加圧することが困難となり、気泡が発生すると共に接着面からの溶剤の揮発が充分に行われず空気中の湿気を吸収して白化します。気泡を少なくするには、充分な加圧を行い余分な溶剤を絞り出すようにして溶剤が揮発するまで加圧(2〜3kgf/cm2)し続けてください。また低湿度雰囲気下で接着すれば白化は少なくなる傾向です。接着物の実用耐熱温度は、80℃までです。7.接着加工ジクロロメタン、およびジクロロエタンはがん原性物質指定されています。また、漏洩時に土壌汚染の原因になる事があります。使用される場合はSDS等を参考に、適切な取り扱いをお願いいたします。接着加工による強度低下により、使用状況によっては割れなどが発生するケースもあります。注意接着面積:5mm×20mm板厚3mm引張り剪断接着強さ


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