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96次のような条件で、サッシ深さの計算例を以下に示します。●ポリカエースの条件および荷重条件は、参考資料7-1-2で示した、曲面板でのたわみの計算例と同じとする。したがって、=6.075cma=300cmR=600cm●SF(安全係数)は3とする。●Δtは50℃とする。(手順—1)元の弧の長さℓ’χと、元のたわみΔを求めます。よって、たわみによる辺のずれ量ΔXは、ΔX=(305.43-303.06)/2=1.185cm)(手順—2)温度差による伸縮量Δ1を計算します。温度差50℃、線膨張係数7×10-5として、Δ1=7×10-5×50×303.06/2=0.530(cm)(手順—3)故に、必要サッシ深さΔLは、ΔLΔX×3+Δ1=1.185×3+0.530=4.09cm)2.サッシ深さの計算例300’χ=2×600×sin-1()=303.06(cm)2×600300(注)sin-1()の角度の単位は、ラジアン。2×600Δ=600-6002-3002/4=19.05(cm)次に、たわんだ時の曲率半径rと、たわんだ時の弧の長さχを求めます。3002+419.05+6.075)2r==460.32(cm)819.05+6.075)300χ=2×460.32×sin-1()=305.43(cm)2×460.32300(注)sin-1()の角度の単位は、ラジアン。2×460.32