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ポリカナミ折板の施工方法1.取付部材ポリカナミ折板に使用する取付部材は、ほとんどのもので鋼鈑製折板用部材が使用できます。以下は、ポリカナミ折板の取付部材使用図です。取付の際に参考にしてください。むね包みエプロン緊結ボルト固定ボルト●ボルト固定部のパッキンはEPDM製発泡品を使用してください。止面戸[タール含浸パッキンは使用できません]●シーリング材は、シリコーン系シーリング材アルコールタイプ(脱アルシーリング材コール型)を使用してください。変形防止材タイトフレーム端部用軒先フレームタイトフレームはりポリカナミ折板2.重ね部の施工例側面図150以上75以上75以上5020固定ボルト固定ナット固定防水座金固定パッキン(丸パッキン)防水パッキン(角パッキン)●防水パッキンは、ポリカナミ用角パッキンをご使用ください。●変形防止材は1000mmピッチ以下で取り付けてください。●緊結ボルトはポリカナミ折板同士を固定し、たわみ防止や水密性向上の効果がありますので、600mm毎に取り付けるようにしてください。●軒先の出は、200mm以下に設定してください。また、雨はポリカナミ折板に固定しないでください。断面図および平面図75以上75以上防水パッキン(角パッキン)150以上上材水上部3.母屋間隔下材流れ方向下材上材下材流れ方向タイトフレーム水密コーキング水下部ポリカナミ折板上材母屋(はり)5020水密コーキング固定ボルトナットタイトフレーム短期荷重に対する許容母屋間隔(mm)形式板厚支持方法50(kgf/m2)100(kgf/m2)150(kgf/m2)200(kgf/m2)250(kgf/m2)300(kgf/m2)350(kgf/m2)400(kgf/m2)450(kgf/m2)500(kgf/m2)550(kgf/m2)600(kgf/m2)単純梁1976156913701245115610881033988950917889863長期荷重に対する許容母屋間隔(mm)形式板厚支持方法50(kgf/m2)100(kgf/m2)150(kgf/m2)200(kgf/m2)250(kgf/m2)300(kgf/m2)350(kgf/m2)400(kgf/m2)450(kgf/m2)500(kgf/m2)550(kgf/m2)600(kgf/m2)1.5(mm)単純梁19761569137012451156108810339889509178898634.施工上の注意事項1.5(mm)2.0(mm)88タイプ150タイプ2.0(mm)連続梁264921031837166915491438133112451174111410621017連続梁264921031749151413541236114510711010958913874単純梁2177172815101372127311981138108910471011979951単純梁217717281510137212731198113810891047101197995188タイプ連続梁291923172024183917071602152614591403135112881233連続梁2919231720141744156014241318123311631103105210072.0(mm)単純梁319725372217201418701759167115981537148414371396単純梁319725372217201418701759167115981537148414371379連続梁428534012971270025062358221120681950185017641689連続梁428533772757238821361950180516891592151014401379150タイプ2.0(mm)●穴あけはよく研磨されたキリを使用して、バリ・融着などが発生しないように電動ドリルを用いて行ってください。なお、ポリカナミ折板の固定用穴径は、熱伸縮を吸収できるようにルーズホールとしてください。●タイトフレームの剣先ボルトへ取り付ける場合、パイプ(ポンチ)で開孔せず、必ずドリルを使用してください。●塗装などの作業は事前に行い、その後にポリカナミ折板の施工を行ってください。●ポリカナミ折板は耐衝撃性にすぐれていますが、無理に人が乗ったり、物で打撃するような危険な行為は避けてください。●ガラスに比べて傷付き易いので、上に乗って作業する場合、傷が付かないように細心の注意をしてください。