ポリカナミ折板 技術資料

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94-1-2風圧力(建築基準法施行令第87条)設計風圧力を求めるためには、事前に以下の項目を確認しておく必要があります。地表面粗度区分Zb(m)ZG(m)α1都市計画区域外にあって、極めて平坦で障害物がないものとして特定行政庁が規則で定める区域52500.10Ⅱ都市計画区域外にあって地表面粗度区分Ⅰの区域以外の区域(建築物の高さが13m以下の場合を除く)又は都市計画区域内にあって地表面粗度区分Ⅳの区域以外の区域のうち、海岸線又は湖岸線(対岸までの距離が1500m以上のものに限る。以下同じ)までの距離が500m以内の地域(ただし、建築物の高さが13m以下である場合、または当該海岸線もしくは湖岸線からの距離が200mを超え、かつ、建築物の高さが31m以下である場合を除く。)53500.15Ⅲ地表面粗度区分Ⅰ、Ⅱ又はⅣ以外の区域54500.20Ⅳ都市計画区域内にあって、都市化が極めて著しいものとして特定行政庁が規則で定める区域105500.27・地表面粗度区分・建築物の高さと軒の高さとの平均:H(m)・建築される地域の市区町村名(これより基準風速を求めます)・建築物の形状(閉鎖型の建築物・開放型の建築物・独立上屋等)風圧力(P)は、速度圧(q)に風力係数(Cf)を乗じて計算します。●速度圧(q)の求め方q:速度圧(N/m2)q=0.6EV02E:屋根の高さ及び周辺地域の状況に応じて算出した数値V0:基準風速(m/s)ここで、EおよびV0については、建設省告示第1454号に基づき求めます。P風圧力(N/m2)P=q・Cfq速度圧(N/m2)Cf風力係数[例]1000(N/m2)=1000×0.101972=101.972(kgf/m2)=1000÷9.80665=101.972(kgf/m2)※単位の換算率表N/m2kgf/m219.806651.01972×10-11【Eの算出方法】E:屋根の高さ及び周辺地域の状況に応じて算出した数値E=Er2GfEr平均風速の高さ方向の分布を表す係数Gfガスト影響係数①分布係数:Erは下式に従い計算します。ここで、Zb、ZG、α:地表面粗度区分に応じて次の表に掲げる数値H:建築物の高さと軒の高さとの平均(m)H≦Zbの場合:Er=1.7()αH>Zbの場合:Er=1.7()αZbZGHZG


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