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前項の式を利用し、屋根の風力係数を一般の場合C=0.5、局部風圧を受ける場合C=1.5とすると風圧力は下表のようになります。表5.設計用風圧力風速V風力係数C高さh4m5m6m単位:kgf/m240m/sec50m/sec60m/sec0.52629311.57786940.54045491.51201341470.55864711.51731932122.積雪荷重(園芸用施設安全構造基準に準拠)積雪荷重は基準積雪荷重をもとに定めます。基準積雪荷重は、積雪深さに下表で定める単位体積重量を乗じて求めます。表6.積雪の単位体積重量積雪の深さ(cm)50以下単位体積重量(水平面に対しkgf/cm・m2)1.01001.52002.24003.5―※50cm以上の場合には線形補完する。連棟の場合、谷部分においては基準積雪荷重を1.5倍する。範囲:屋根傾斜面の長さの1/3(最大3m)単棟施設において、以下の条件を満たしていれば、基準積雪荷重は(社)日本施設園芸協会作成の園芸用施設安全構造基準付表・2に記載されている新積雪重量のうち、最も近い地点の数値を用いることができます。これにより求められた数値が80kgf/m2を超える場合には80kgf/m2まで低減することができます。(連棟の場合にも、融雪装置を有し、常時有効に作動するよう管理する場合には適用されます。)①軒下の除雪を完全に行う②被覆材の整備点検を十分行う③降雪時には窓を閉じ外気が内部に進入しないようにする16