ポリカツインフリー 技術資料

住友ベークライトのポリカツインフリー技術資料となります。


>> P.15

(6)線膨張対策(さし込みの場合)表8.用途別の伸縮長さポリカツインフリーは10℃の温度変化があると1mの長さにつき、約0.7mmの伸縮がありますので、それを考慮して施工する必要があります。温度変化(℃)伸縮長さ(mm/m)屋内用途被覆・ガラスの代用屋外用途2040701.42.84.9(7)パッキン、シーリング材ポリカツインフリーには、次の材質のものが最も適しています。表9.使用可能なパッキン・シーリング材パッキン材質EPDMウレタンシリコンシーリング材(アルコールタイプ)品名(製造会社)備考エプトシーラー#681.#682.#686(日東電工(株))コンプリフォーム(日東紡(株))SE-960シーラント(東レ・ダウコーニング(株))トスシール#380(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社)シーラント#72(信越化学工業(株))(ポリカエースではセッティングブロックとして推奨)PVCの使用は避けるオキシムタイプや酢酸タイプの使用は避ける(シーリング材を使用する場合のプライマー処理は不要です。上記以外をご使用の際は、ご相談下さい)5-3断面シールポリカツインフリーの内部へゴミや水が侵入するのを防ぎ、保温効果を上げる為にポリカツインフリーの開口端はシールしなければなりません。その場合の方法としては下記の方法があります。(1)テープシールポリカツインフリーの内部のゴミ付着のみを防ぐには簡易的にアルミテープ、又はポリエステルテープを貼る方法があります。しかし、水密性が充分ではなく、完全水密シール法としては、次の方法をお奨めします。下図のように、アルミテープ(日東電工(株)製AT-50)をポリカツインフリー断面に貼り、シリコンシーリング材を左右両端に充填します。アルミテープは貼り合せ後、ネル等を巻きつけた木片で充分にシワをのばして下さい。ポリカツインフリーアルミテープシリコーンシーリング材数ミリアルミテープをポリカツインフリーより長く15


<< | < | > | >>