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第1章⑦ポリビニルアルコール(PolyvinylAlcohol)PVALポリビニルアルコールは、1924年ドイツのW.O.Herrmanらによって見出された水溶性高分子で、一般にポバールと呼ばれている。ビニルアルコールと呼ぶことの出来るモノマーが存在しないため、PVALはポリ酢酸ビニル(PVAc)をケン化して合成される。PVALには完全ケン化物の他、適当なところでケン化をうち切った部分ケン化物もある。性質はケン化度によって大きく異なり、水に対する溶解性もケン化度によって大きく左右される。1)2)3)合成繊維の原料:学生服、作業服、肌着フィルム接着剤●主な用途例●構造式1-11
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