工業材料シリーズ 技術資料

工業材料シリーズの技術資料となります。


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1.0⎟⎠⎞H250⎜⎝⎛ここで、地表面粗度区分を粗度区分「Ⅰ」(都市計画区域外にあって、極めて平坦で障害物がないものとして特定行政庁が規則で定める区域)とすると、建築物の高さと軒の高さとの平均(H)によって、Erは次式により求める。H≦5mEr=1.15H>5m=Er1.7Zb、ZG、αH:地表面粗度区分に応じて定まる数値:建築物の高さと軒の高さとの平均(m)α⎟⎠⎞⎟GZH⎜⎝⎛=Er1.7⎜H>Zbの場合:α⎟⎠⎞⎟bGZZ⎜⎝⎛⎜H≦Zbの場合:=Er1.7・ガスト影響係数Gfは上記と同様の地表面粗度区分とすると、H≦10mの場合H≧40mの場合10m<H<40mの場合Gf=2.0Gf=1.8Gf=2.0~1.8を直線的に補間した数値となる。6-356-11.風圧力(建築基準法施行令第87条)風圧力(P)は速度圧(q)と風力係数(Cf)を乗じて求める。P=q・Cf(N/m2)〔kgf/m2〕PCfq:風圧力:風力係数:速度圧(N/m2)〔kgf/m2〕(N/m2)〔kgf/m2〕●速度圧(q)の求め方q=0.6EV02qEV0(N/m2)〔kgf/m2〕:速度圧:屋根の高さ及び周辺地域の状況に応じて算出した数値:基準風速(m/s)ここで、E及びV0については、建設省告示第1454号に基づき求める。①Eの算出方法E=Er2GfEErGf:屋根の高さ及び周辺地域の状況に応じて算出した数値:平均風速の高さ方向の分布を表す係数:ガスト影響係数・分布係数Erは下式に従って計算する。


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