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第7章ダクト内の空気が周囲におよぼす圧力Ps(ゲージ圧)を静圧といい、空気の流れ方向の速度によって生ずる圧力を動圧Pv(=速度圧)といい、その和を全圧PTと呼ぶ。7-2.ダクトの設計-2-1.ダクト設計7(1)全圧・動圧・静圧標準空気(20℃、1.01325×105Pa=1.03323×104mmAq)はρ=1.204kg/m3であるからPv=0.602v2となる。ここで、PTPsPvvρgγ:全圧:静圧:動圧:風速:空気の密度:重力の加速度:空気の比重量〔Pa〕{mmAq}〔Pa〕{mmAq}〔Pa〕{mmAq}〔m/s〕〔kg/m3〕〔m/s2〕{kgf/m3}⎭⎬⎫2γvg2=⎩⎨⎧2ρvv=P2PT=Ps+Pv(2)ダクトの設計手順必要風量の決定↓吹出し口・吸込み口の決定(位置・個数)↓ゾーニング、ダクトルートの決定↓ダクトサイズ、局部形状の決定←―→概略圧力損失の算出↓圧力損失の計算↓送風機の選定7-22