工業材料シリーズ 技術資料

工業材料シリーズの技術資料となります。


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シートの穴は通常はビス径の2倍程度である。シートに穴をあける際特にノッチに注意する。キャップはシートを成形して周囲を溶接する。ビス止め配列は並列配列と千鳥配列の2種類あるが、作業性を考慮して、角槽には並列配列、丸槽には千鳥配列が実際的である。止めピッチは400~700㎜程度であるが、槽の大きさにより適当に間隔を決める。コンクリートの場合ホールインアンカーボルトを使用する。第7章②コンクリートコンクリートの場合、木練瓦法、ドライビット法、アンカー法がある。(2)各種ビスの止め方①鉄槽小型槽は胴体鉄板に穴あけしてビス止めが一般的な取り付け方法であるが、大型槽となると使用鉄板も厚いので工数の点でビスを電気溶接する。ビスの取り付け位置はシートに先に穴をあけ、その後缶体に写す。ビス径は5~8㎜φ程度のものを使用する。7-82


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