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使用限界温度最低:-8℃最高:60~65℃常時連続:0~55℃脆化温度:-17℃用途備考一般化学薬品コンクリート槽への貯槽、電解槽、50℃内外の反応槽、ダクト、接着においては、耐アルカリ性の無溶剤プライマーを塗布乾燥ルーズライニ後、プライマー、PVングのものに対してかくはんは不向き、公害防止関連としてはガス洗Cに親和性ある接着剤にてライニングが必要。接着温度130℃。接着剤:合成ゴム系、ゴム裏打ちの浄塔、排水処理PVC/R材もある。槽、脱塩素塔、亜硫酸ガス吸収塔など。最低:-8℃最高:60℃常時連続:0~50℃(60℃)一般化学薬品可塑剤混入のシートの貯槽、ダクト、最近は銅電解接着ライニングにおいては、可塑剤の移行を槽に対しての配慮した接着剤の選定最低:-8℃最高:60℃常時連続:0~60℃が必要。(ニトリルゴム系等が多く用いられる)ライニングが主力である。ルーズライニングに対してかくはんは好ましくない。一般化学品槽S-PVCの意はここ類、ルーズライでは半硬質、軟質PVCを意味している。接着ライニング工法はR-PVCに準じて行えばよい。ニングに対しては強いかくはんは不可、電解槽ライニング材としての期待がもたれる。最低:-5℃最高:95℃常時連続:0~90℃P-PVC使用分野で温度の高い装置に接着剤は耐熱性ゴム系接着剤使用、150℃基準で操作。ゴム裏打ち使用できる。たHT-PVCもある。最低:-50℃最高:100℃常時連続:-10℃~70℃脆化点:-60~-130℃とえば、マンガン電解槽など。薬品貯槽、粉体不活性のため表面酸化貯槽、低温反応処理をして接着するが槽、ダクト、強いかくはんや一般には実施されない。界面活性剤、有機高い温度域で溶剤中で応力を受けるのかくはんは不可。とESCを起こし亀裂を発生する。ー50℃でも切り欠き脆性を示さず。最低:-50℃最高:110℃常時連続:-10℃~95℃脆化点:-12℃装置の軽量化、外部腐蝕防止ポリエチレンよりも耐用温度が高く、ESCに役立ち、電解に対する抵抗性も大き槽ライニング、薬品貯槽、R-PVCやポリエチレンでは耐温度的に不い。工業用としてのMIは0.3~0.8位が良い。MI>1.5実施において分子量が低く使用中に収縮を起こ具合のとき使し、引張応力が発生し、用されることもある。特に溶接部やその周辺からの破断が多かった。主なる特徴すぐれた耐薬品性と経済性、ライニング加工性、耐久性に富み広く化学工業にわたって適応を有す。0℃以下の低温連続や極端なる温度変化を伴う場合脆性破壊のおそれ有り。特に高温→低温。有機溶剤に対する抵抗性無し。欠点としては切り欠き靱性に乏しい点があり、取り扱い上の注意が必要。無可塑のR-PVCが主軸となる。主として長尺押出品であるのでライニング後の溶接線が少ない利点がある。可塑剤20~30%のものは耐衝撃、耐摩耗性もすぐれている。可塑剤1部添加により荷重たわみ温度は2~3℃低下する。(この場合可塑剤はDOPを指す)R-PVC、S-PVCとも押し出し品を積層し、それぞれの欠点をカバーする組み合わせ材とする。耐衝撃性、施工性良好が狙いである。接着ライニングにおいてはS-PVCを基材側とし、R-PVCを環境剤との接触側として、薬品性の確保とする。R-PVCの荷重たわみ温度を、約30℃上昇せしめた後塩素化PVCで、耐薬品性、加工性もR-PVCに準じる。低温衝撃性に大きな利点あり、化学的に不活性のため耐蝕性にすぐれているが、ストレスクラック発生のことがある。紫外線や熱による劣化防止のためカーボンブラックや有機酸化防止剤を混ぜたものを用いる。酸化性酸には脆化する。熱膨張係数が大なるため、ライニング時の注意を要す。MIは0.1~20の範囲であるが、小さいほど分子量が高い。氷酢酸、メチルアルコールにも良く耐えるが、酸化性の薬品には脆化しやすい。線膨張係数大なる欠点がある。(熱変形も大)銅と接触して使用すると、劣化が促進される。MIが小さいほど耐衝撃性および低温脆化性は良好な傾向にあり、繰り返し応力に対し抵抗性が大で、蝶番としての実用性も大。(ヒンジ効果という)7-95施工法1.完全ルーズ法2.ビス止めルーズ法3.加熱接着法4.準加熱接着法種類材料名硬質塩化ビニルTP1.ルーズ無拘束2.接着法3.準加熱接着法1.ルーズ無拘束2.接着法3.準加熱接着法半硬質塩化ビニルTPR-PVC/S-PVC組み合わせ材TP1.ルーズビス止め法2.加熱接着法3.準加熱接着法後塩素化耐熱性塩化ビニルTP1.完全ルーズ法2.ビス止めルーズ法1.完全ルーズ法2.ビス止めルーズ法ポリエチレン(高密度)TPポリプロピレンTP(2)シートおよびFRPライニング