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5●構造式②メタクリル樹脂PolyMethylMethacrylate,PMMA●製造法●開発の歴史1938年我が国ではじめて工業的に生産されたメタクリル酸メチル重合体は、透明度、耐候性の点で、すべてのプラスチックの中で最もすぐれ、古くから風防ガラスとして知られている。この樹脂の工業的製造は1933年アメリカのRohm&Haas社によって始められた。我が国で生産が始められた当初は、もっぱら航空機の風防ガラスとして用いられていた。しかし最近の石油化学工業の発展によりモノマーが安価につくられることから、この樹脂の特長を生かした広い分野で使用されている。●特長1)プラスチックの中で一番透明性にすぐれている。2)耐候性の点でも極めてすぐれており、長期の屋外暴露でも変色がほとんどない。3)加工性にすぐれている。4)着色が鮮明で、自由にできる。●主な用途例1)看板・ディスプレイ:サイン、ディスプレイ、大型看板2)建築・照明:採光材、ドーム、照明カバー、光天井3)輸送:飛行機、ヘリコプター、モーターボートなどの風防、車輌、船舶の窓、自動車ランプカバー4)工業部品、雑貨:銘板、計器カバー、浴槽、水槽CH2CCOOCH3CH3nSO2天然ガスナフサCH4+NH3=CH-CH3concH2SO4接触法Andrusaau法Sohio法IPA法Wacker法キュメン法直接酸化法メタンアンモニアCH2=CH-CNCHプロピレン=CH-CH3CH3-C-CH3H2+COCH3CH3OCH3CH2=CH3CNOHCH2=CH-CH3+C6H6CH2=CH-CH3CH2プロピレンプロピレンプロピレンイソプチレンメタクロレインベンゼンアクリロニトリル濃硫酸HCN(ACH)青酸アセトン混合ガスアセトシアンヒドリンMMAメタクリル酸メチルキャスト板成形材料(重合)O=CCH3OHCH2=CメタノールCCOCH3CH3CH2=CCH3CHOメタクリル酸CH2=CCH3COOH
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