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7●構造式④ポリカーボネートPolycarbonate,PC●製造法●開発の歴史西ドイツBayer社による1958年フィルム、1959年成形材料として市販されて以来、エンジニアリング樹脂の一つとして順調に成長した。我が国では1960年ごろより帝人化成による生産が開始され、その後、三菱エンジニアリングプラスチックス、住友ダウ、出光石油化学などが参入している。●特長1)強靭で、特に耐衝撃性にすぐれる。2)耐侯性、耐水性、耐熱性が良好。3)自消性で難燃剤添加で容易にV-Oグレードとなる。4)透明なエンジニアリング樹脂という他のエンプラに見られない特長を有する。●成形加工条件射出成形シリンダー温度260~300℃金型温度85~110℃●主な用途例1)電気・電子:各種スイッチ、スイッチカバー、照明グローブ、信号灯2)機械:カメラボディー、各種計器類ハウジング3)フィルム・シート:食品包装用フィルム、同真空成形品、温水器、銘板4)雑貨、その他:ヘルメット、目薬びんホスゲンホスゲン法ビスフェノールAジフェニルカーボネートエステル交換法ポリカーボネート